世の中には、知らない健康法が数々あるが、このやり方は偶然知ることになった。妻が、通勤途中で妙な看板を立てている家があるという。アトピー、冷え性などのきく陶板浴という看板があるそうで、どうみてみても普通の家がやっているようだという。陶板浴??なんじゃそれ、岩盤浴の間違いか?と聞いたがやっぱり陶板浴なんだという。なんでもあやしいものに首をつっこむ性格なので、数ヶ月後陶板浴に行ってみた。ドアが結構頑丈である。ドアを開ける。あっ、空気が違うとすぐ感じた。店の人に説明を聞くと、その部屋の壁はすべて抗酸化溶液で溶いた珪藻土を壁に塗っているということで、空気が抗酸化状態になっているという。その部屋にあった食パンは、半年たってもカビが生えない状態で置かれてあった。陶板浴の部屋に入ると、抗酸化溶液に長い時間浸したタイルでできた床に寝て、40分くらいそのままにしている。温度は高いが湿度が低いようで、岩盤浴みたいに汗をかくことがあまりにない。第一回目の陶板浴は、すこし体が軽くなった気がする。
ものは試しということで、その後陶板浴に20回くらい通った。陶板浴に入っている間は、結構気持ちよくなって寝てしまうことが多かった。しかし、残念ながら、元来持病というのがないので、なにか治ったという感覚はさっぱりない。疲れにくくなるとか血液がさらさらになるとかいうことで若い女性も結構くるらしいが、自分としては何か効果があるという自覚がないので、店にあった抗酸化に関する本、講演ビデオとか勉強してみた。陶板浴に来る人も効果を聞いてみた。速効性がある人もいるが、そうでないひともいるようだ。新築の家で、抗酸化工法を採用した人は、1年後に変化を感じたという人もいた。元来、私が体は鈍感なので、効果を感じるには、ながーい時間がかかるのかもしれない。
抗酸化リフォームというのもあることがわかった。現在の家の壁に抗酸化溶液で溶いた珪藻土を塗る工事で、部屋を抗酸化状態にできるとのことである。夏は涼しく冷房があまり必要がない、冬はあまり暖房が必要がないというキャッチコピーである。そんなバカな話があるんかいな?実際に抗酸化リフォームした家に行ってみた。確かに微妙に空気が違うのがわかる。どんな家でも建築材からは微量な化学物質が常に出ていて、それが体に悪影響を与えているという理屈はわかる。木材住宅で建てたとしても木材をひっつけるときに科学物質がはいったノリを使うので、結局同じことらしい。
抗酸化法の理屈は少しわかってきたが、実際に体験してみる必要があるとおもった。世の中には理屈でないことがやまほどある。直感的にやってみようと思った。まず寝室だけを抗酸化リフォームしてみた。少なくとも1日7時間くらいは、その部屋で抗酸化状態になる。抗酸化リフォームをしてから、今日で8日目である。毎年、夏の暑い日の夜は寝苦しくて起きたときに体がだるいが、抗酸化リフォーム後は眠りがよくなり朝起きたときにあまり疲れがないように感じた。朝起きたとき、汗で顔がベトついているという感覚が以前より減ったような気がする。気のせいか? 気のせいかどうか、しばらく様子を見よう。今のところ悪い感じはまったくない。今日は、原稿を書いていたので、ほぼ1日抗酸化の部屋にいた。






